野球のバッティングでは強打や長打が必要です

今回の記事タイトルは「野球の使用ボールでも考え方が違う指導者」もいます。
例えば、ある程度の筋力が付いて、ボールを叩きつけると、よりボールが高くバウンドしたり土のグラウンドでバウンドの軌道が変化しやすい中学軟式野球では、わざと強いゴロを打たせる様な指導者もいます。
しかし、ボールが硬球になり野球のレベルが上がってくればそういった方法は通用しなくなるんですね。
ダウンスイングで、ボールを点で捉えるのは難しくなりますし、硬球では軟球ほどの弾みはしません。
軟式ボールで140km投げれれば、硬式ボールでは150km以上出ます。
そして、野球は内野安打よりも外野へのヒットが圧倒的に多いという事実が高校野球で証明されています。
内野安打になりやすい打球や、内野間を抜ける打球はやはり強い打球ですよね。
また外野への安打数が圧倒的に多いのも、やはり野球では強打や長打力が必要な事を証明しています。
2014年の第86回選抜高校野球大会での安打データ
- 投安 17本
- 捕安 0本
- 一安 4本
- 二安 15本
- 三安 13本
- 遊安 19本
- 左安 178本
- 中安 180本
- 右安 149本
というデータが出ています。
内 ・・・
- 単打 445本
- 二塁打 92本
- 三塁打 25本
- 本塁打 13本
です。
内野安打では圧倒的にサードからセンター方向への安打、もしくはピッチャー返しの安打が多いです。
- 内野安打は合計68本
- 外野へ抜けた打球は合計507本
と外野へのヒットの方が7倍以上というデータが出ています。
この事からも、強打のバッターの方がヒットを量産しやすいという圧倒的な結果が分かると思います。
プロ野球でもバットコントロールが上手く、三遊間や二遊間を抜くゴロを打つのが上手い選手が、ソフトバンクホークスの内川選手ですね。
しかし、その様な内川選手はホームランも打てるバッターという事を忘れてはいけません。
当たり前かもしれない強打が打てるバッターの方が有利だという内容でしたが、こうやって実際に数値化すれば、それが如実に分かりますよね。
甲子園常連校の中には、強打を身に付けるために筋トレをメインに行う"智弁和歌山"(智辯)の様なチームもあります。
"智弁和歌山強打の秘密" なんて言われていますよね
そのくらいパワーが大事だという事につながります。
しかし、そのパワーも、きちんとしたバッティングフォームやバッティング技術がなければ、100%活用する事が出来ません。
迷いなく、しっかりと振れるスイングは、きちんとしたバッティングフォームありきだと言う事なんですね。
- ボールにバットが当たらない
- スイングが振り遅れる
- ボールがきちんと飛んでいかない
この様な原因は、バッティングに問題があるんですね。
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