バッティングだけに頼らずに守り勝てるチーム作り!

バッティングは調子や、対戦相手チームの投手のデキなどにも左右されてしまいます。
もちろん、バッティングは重要なのですが、まずはしっかりと守り勝てるチームを作りたいものです。
守備力が高いという事は ・・・
- ピッチャーを助ける事が出来る
- 締まったゲーム展開となる
- 攻撃への良いリズムが生まれやすい
というメリットがあり、やはり点を簡単に取られないチームは強いです。
逆に守備に締りが無くエラーが多い場合にはどれだけ点を取られるか分かりません。
また、判断が悪い守備では進塁を1つ多く許してしまう様なミスも起こります。
こういった状況判断や大事な場面でのミスは、その試合の流れを変えるポイントともなり得る可能性があります。
選手個人での守備が上手なメリットとしては ・・・
- チームや監督からの信頼が得られる
- チームの勝利に貢献できる
- レギュラーを獲得して試合に出る事ができる
という事が挙げられます。
ではどのポジションのエラーが多く、どの様な状況でのミスが多く発生するのでしょうか?
2014年の選抜高校野球の結果を見てみましょう。
- 投 11個
- 捕 4個
- 一 6個
- 二 10個
- 三 16個
- 遊 19個
- 左 3 個
- 中 8個
- 右 5個
という結果が出ています。
内野でも遊撃手(ショートストップ)は守備機会の多さや守備範囲でエラー(失策)が多いのは常ですね。
サードは強い打球が飛んで来るポジションです。
ピッチャーはバント処理やワイルドピッチ、キャッチャーはパスボール(捕逸)が目立ちます。
ただし、中にはバッテリーのサインミスなどもあるでしょう。
外野手のエラーの傾向は、中継プレーでの送球エラーが多いというデータが出ています。
1点差ゲームであれば、小さな送球ミスが致命傷になる事もあります。
ですので、野球の守備練習は単純なノックでの捕球からファーストへ送球という事だけでなく、ゲッツーや連携プレーなどもしっかりとランナーを想定して行いたいですね。
守備が上手だというのは、単純に取って投げてという動作だけでなく、状況判断も大きな要素となります。
計算が出来ないバッティングだけに頼る攻撃型のチームでなく、バッティングも良く、しっかりと守り勝てるチーム作りを行いたいですね。
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