野球で鏡を見ながら素振りをするためのポイントとは?

野球のバッティングフォームのチェックで、鏡を見ながら素振り (スイング) をする選手もいると思います。
プロ野球選手も取り入れていますし、野球に限らずにゴルファーも鏡を見ながらフォームチェックを行っていますね。
東京ドームにも、素振り用の部屋には鏡が三枚あります。
この鏡を見てのフォームチェックには見るポイントがあります。
- 自分が思っている様なバッティングフォームが出来ているか
- いつもと違うバッティングフォームではないか?
というチェックポイントを決めておいてフォームをチェックします。
例えば、スタンス、バットの構えでバットの角度やグリップの位置、スイング軌道、体の開きや下半身の連動などの確認ですね。
そして、しっかりと 「自分が思っている所が振れているか?」 という事も重要です。
自分では、しっかりと振っている様でも、実際に鏡を見れば 「自分が思っていたスイングでなく、ベットのヘッドが下がっている」 という様な事ですね。
ようは、バットが自分の思っている軌道でない場合には、修正をしていけるのが、このフォームチェックです。
自分がここだ!と思って振りにいっても、実際にはズレが生じれば空振りやミートが出来ない結果となりますからね。
自分のスイング軌道のイメージと、実際に振ったスイング軌道が同じになっているか?というポイントを見るのも重要です。
もし、鏡を見て素振りをしても、
- ゆっくりしかスイングができない
- 思い切った早くスムーズなスイングが出来ない
などという場合には ・・・
- まだバッティングフォームが固まっていない
- その理想としているバッティングフォームがあなたに合っていない
- バットを振り込む回数が足りない
などの何かしらの要因が挙げられます。
- しっかりと、正しいバッティングフォームを身に付けて、繰り返し反復練習を行いましょう。
- そして、バットを振った時と、鏡を見て実際にバットが思っている所へ振れているのかを確認します。
この、きちんとバットが自分の思っている所へコントロールできているか?
というのは 「ティーバッティング」 でも確認できます。
ティーバッティングは、色々と個人それぞれの解釈がありますが、今回の意味は、ティー (球置き・球座)にボールを置き、その止まっているボールを打つバッティング練習の事です。
実際の野球では、投げたボールを打つのに、止まっているボールを打つ練習って意味がないんでは???
と思う場合もあるかもしれませんが、バットを振って、自分の意としているバットコントロールが出来る様になる為の練習方法の一つです。
例えば、初めてゴルフをした場合に、止まっているボールを打つだけなのに、しっかりと当たらない ・・・
この様な場合には、自分の身体と意思 (イメージ) にズレが生じている事になります。
自分で、このポイントだ!と思って振りに行っても、実際に当たらない場合には、体の感覚を修正する必要があります。
また、ゴルフはクラブが長いために、さらに難しいんですよね。
野球は動いているボールを打つから、止まったボールを打つ練習は意味がない。という事は全くないんですね。
練習には一つ一つに意図と意味があり、その事を理解して練習しなければ身になる練習にはならない。という事ですよね。
その練習を積み重ねて活かすためにも、なるべく早いうちから、正しいバッティングの技術や理論やフォームを身に付けた方が、他の選手よりも圧倒的に上達がスピードやのびしろが違ってきますよ。
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