野球の外野手は打球を点で捉えるのでなく線で捉える

前回の外野守備に関するコラムでは、外野手の打球への初動動作の大切さ、第一歩目にふれました。
前回の記事 ⇒ 野球での外野守備上達向上のポイント
初動の動きを速くすれば、それだけ遠くの打球に追いつく事ができ、余裕を持って落下点へ入れます。
今回は、その次の打球(ボール)を追うイメージについての記事になります。
外野手の大きな仕事としてフライを捌いて1アウト取る事です。
では、そういった外野守備のフライの捕球ポイントとして 「ボールを点で捉えるのでなく線で捉える事」 が大切です。
具体的には、ボールを点で捉えるとは、その瞬間のボールの位置の把握しか出来ていない状態です。
ではボールを線で捉えればどうなるでしょうか?
この打球の強さや高さならば、あの場所くらいにこういった軌道で飛ぶな。というイメージ予測をする事です。
最初は難しいかもしれませんが、これをしっかりと練習で意識しながら行う事によりどんどんと打球感(経験)が養われてきます。
この打球感が身に付くと、今度は 「打球から一度、目を切って背走」 でき様になる。という事なんですね。
背走ができれば、初動の動作からボールをずっと見ながら追うのではありませんので、落下地点への到達が速いです。
これが、守備範囲が広い外野手の条件となります。
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