良い外野手を目指してレギュラーを掴み取るには?

野球での良い外野選手の条件として ・・・
- 足の速さ
- 肩の力
- 打球感と捕球
が挙げられます (バッティングは抜きで守備のみ)
これは、一般的にも言われていて当然の条件なのですが、さらに外野手として他の選手よりも一歩頭抜けして、レギュラーになる選手で起用される選手はどういった選手なのでしょうか?
もちろん、この条件にバッティングの良さがあればレギュラーを獲れますが、今回は外野の守備のみで考えたいと思います。
その答えは ・・・
"ゲームを読む力" ではないでしょうか?
バッテリーが配球を考えるのは当然ですよね。
内野手もバッターから近いポジションですので、配球から打球の飛ぶ方向を考えます。
外野手も当然、その様なゲームを読む力が求められます。
- 打席に入っている打者のクセ (ひっぱり傾向やパワーがあるなど)
- 今の状況で打球が飛んできた後のプレーの考慮
こういう事を考えて 「ポジショニング」 を取る訳ですね。
イニング数・カウント・打者・点差・ランナー状況など、色々と状況は変化しますので、その状況をしっかりと判断する事が必要です。
その結果、初動の速さや一歩目の出だしの速さにつながっていくのです。
という事は、必然的に 「守備範囲が広くなる」 「落下点へ入るのが速いので安定した守備が出来る」 という事へとつながっていきます。
また、小中高大などの場合には、外野の守備統率してセンターにリーダー的な要素を兼ねた選手を置く事が多いでしょう。
センターに一番、ゲームを読む力と統率力があれば、両翼に指示ができたり意志疎通が出来るからですね。
初動動作をスムーズに速くするポイント
人間は静止状態から動作をすれば遅れてしまいます。
- 静 ⇒ 動 ※動作への反応が遅れる
- 動 ⇒ 動 ※次の動作へスムーズに流れるので反応が速い
例えるならば、陸上の100M選手がスタート時に止まってスタートするよりも、リレーの様に助走を付けて走った方がスピードに乗れるのと同じです。
ですので、野球の守備でも(内野・外野)打者が打つ少し前のタイミングで軽くジャンプ(実際にはかかとを浮かすイメージ)をすれば、次の初動への移りが速いです。
ベタ足でなくつま先で立っている状態ですね。
タイミングの取り方や動きは選手によってまちまちですが、打者が打つ瞬間には少しリズムを刻み動きをつけると良いです。
ただし、あくまでもおおげさなアクションだと逆に動けません (笑)
ちなみ、名手イチローが守るライトのゾーンは 「エリア51」 と言われます。
エリア51とは、アメリカ空軍の1エリアなのですが、そのエリアで不思議な怪現象(UFOの出現など)が起こります。
背番号とイチローの普通の外野手よりも並外れたプレーより由来された名称となります。
↓ 野球が格段に上達するプロ野球選手が指導してくれるDVD特集 / 理論・形・動作・練習
![]()
