中学硬式野球の投手のトレーニングと投球フォーム

中学で部活の軟式野球でなく、硬式野球チームに所属している選手の多くの目標は
- 甲子園へ出場する事
- プロ野球選手になる事
がメインだと思います。
しかし、中学生のピッチャーにはやはり硬球のボールは「肩や肘に負担がかかってしまいます」
その無理や負担が積み重なってしまえば、高校で肩や肘を故障するピッチャーは少なくはありません。
ですので、特に中学から硬式野球に取り組みピッチャーをするならば ・・・
- きちん投手としての体のケアそ知る事
- 体に負担をかけにくいピッチングフォームを覚える事
- 投手としての練習トレーニングを知りスキル球速アップを図る事
が、ピッチャーとして怪我を予防しながら、ピッチャーとしての能力アップを行なう事が大事です。
肘や肩を怪我して故障する様な"投球障害"になれば、野球そのものを諦めなければいけないという事も十分にあり得ます。
2014年の今年、中学硬式野球の投手の投球制限に関するガイドラインが決められました。
本格的な導入は2015年からで、今年は移行していく年となります。
投球制限に関するガイドラインは、中学硬式野球をする本人の野球生命を守るためにも良い事ですね。
しかし、高校野球ではまだこの様な投球制限に関するガイドラインは設けられていません。
ですので、中学生の時からしっかりと体への負担が少ない投球フォームを身に付けるべきではないでしょうか?
中学硬式野球の投球制限に関する統一ガイドライン
試合での投球制限
- 1日7イニング以内で連続する2日間では10イニング以内
- 1日に複数試合に登板、もしくは連続する2日間で合計5イニング(5イニングまで可)を超えて投げた投手は、翌日に投手と捕手での出場は出来ない
- ※ 回途中の1/3 ・ 2/3イニングは1イニングとカウントされる
練習での投球制限
- 1日70球以内
- 1週間で350球以内
- 週に1日以上は全力で投球しない日を設けること
中学硬式野球選手の障がい予防のための指導者の義務
- 複数人の投手と捕手を育成すること
- 肩や肘の痛みがある選手の投球動作の変化に気を付ける(痛みがある部位をかまって投げていないか)
- 選手の故障歴の把握と適切な治療を受けさせ、ウォーミングアップとクールダウンに対する選手の意識を高めること
- 体が出来上がっていない事を認識して、現状の体力レベルでの体力作りを図ること
- 運動障害に対して指導者自身が知識を高める事に努める
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