少年野球チームの具体的な作り方

今回は野球チームの作り方に関する記事となります。
少年野球チームを例に取り上げますが、その他のリトルシニア(中学硬式)や草野球でも同様となります。
ただし、完全に趣味の草野球で大会に出ないチームならば連盟に所属する必要はありません。
1. 場所の確保
野球が出来る場所の確保が大前提となります。
例えば、毎週土日に練習を行う場合には定期的に確保できるグラウンドが必要になります。
小学校のグラウンド・運動公園・野球グラウンド・地域のグラウンドなど何処か継続的に野球が出来る場所の確保が必須です。
草野球のナイターであれば、小学校グラウンドや中学校のグラウンドを借りる事が多いです。
ただし、ナイターの場合には「照明代」が結構高いです。
2. 代表者・監督・コーチの確保
最初はあなた自身が代表者と監督、コーチを兼任して構いませんが、監督やコーチは必ず練習に参加できる様にしなければいけません。
練習日に大人が1人もいないとなれば練習が出来なくなります。
大人の協力者は必要ですし、野球の指導能力が必要ですので、当サイトでご紹介している野球DVDを参考にしてみて下さいね。
3. 使用するボールを決める
軟式か硬式かを決めます。
大会に出るには各連盟に所属する必要があります。
少年硬式野球 リトルリーグ
中学軟式野球 (少年野球と同じ)
中学硬式野球 リトルシニア
ソフトボールの場合には、各都道府県にソフトボール連盟(協会)がありますので、検索して下さい)
また、その協会で行われている審判講習には参加しましょう。
4. 道具を揃える
スポーツですので、最低限チームで揃える道具があります。
どのくらいの金額が必要で、どうやって捻出するのかを検討します。
また、道具については野球連盟が公認している物を揃えましょう。
- バット (数本)
- ボール (ある程度まとまった数)
- ヘルメット (ランナー・バッター・コーチ・ネクストバッターの分が必要ですのである程度の数が必要です)
- キャチャーマスクやプロテクター・レガースの捕手用具一式
- 審判用マスク
- キャッチャーミット・ファーストミット
- 各ベース
- 救急箱 (消毒やカットバン・テーピング・炎症を抑えるコールド(冷却)スプレーや道具など)
後は、必要に応じて揃えていきましょう。
グラウンドによってはライン引きがない場合もあると思います。
個人で最低限必要な用具
グローブ / スパイク / ユニフォーム一式
その他 / 飲み物 / タオル等
5. 道具の管理
共用で使用する道具は大人の誰が管理するのか決めておきましょう。
持ち回りでも良いのですが、道具は必ず練習に出る監督やコーチが良いです。
6. ユニフォーム決め
公式試合で必要なユニフォームを決めます。
7. スポーツ傷害保険への加入
保険選びは、きちんと内容を確認しましょう。
団体名で申請して個人が加入となります。
期間は毎年4月1日~3月末日ですので、途中で加入しても料金は同じになります。
保険はいくつかありますので、協会に問い合わせてみれば教えてくれます。
※ 保険未加入では連盟(協会)に入れないスポーツがほとんどです
8. メンバー集め
最初からある程度の人数がいれば良いですが、ある程度の人数が揃わなければ野球ができません。
口コミ以外にも近所の回覧板や市報、スーパーのお店へのポスター張り紙依頼、ポスティング、ホームページ作成などの方法があります。
9. その他に必要な事
連絡網 (雨天中止など) や会員規約なども必要に応じて作成しましょう。
電話でなくメールを主に使用するチームもある事でしょう。
10. 会費の設定
グラウンド代・消耗品(ボールやバットのグリップ・応急用品など)・大会参加費・その他の飲み物や弁当
など、何かしらお金がかかってきます。
もちろん、きとんと年度末にはお金の出納はしっかりと保護者に公開して説明する必要があります。
この時に不足しているのであれば、その分の会費アップも検討しなければいけません。
ですので、会計役も必要です。
運営については透明性を持って行いましょう。
11. その他
後は、その都度対応していく事になりますが、野球チーム発足においてのチームの指導方針は決めておきましょう。
子どもをしかるのはプレーのミスでなく、ふざけて危険な事をした場合のみなどですね。
私が子どもの時には練習時の弁当は 「おにぎり・ウインナー・玉子焼き」だけと内容が決まっていました。
これは、親の負担軽減や他の比較がなくなる様との配慮ですね。
一応の流れとポイントですが、今回はこのへんで ^^ /
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