強いチームはちょっとしたファインプレーを積み重ねる事ができています

野球のプレーでは大きく ・・・
- バッティング
- 守備
- ピッチング
という大きな三要素があります。
そして、当サイトでも何度か取り上げている 「走塁」 に関しては比較的に実力差が出にくいです。
特に盗塁が上手だとか足が速いという部分でなく 「走塁判断」 の事です。
例えば ・・・
- 野手のちょっとしたもたついたプレーで進塁出来る
- ゲッツー崩しが出来る
- ピッチャーがバッターに投げたボールが、キャッチャーの手前でワンバウンドした場合には、常に走れる体勢でリードオフが大きくとれる
- 常にスキがあれば進塁のチャンスをうかがう様に集中出来ている
こういった小さいチャンスを活かせるチームは強いです。
野球は常に進塁で得点が入りますので、1つでも多く進塁したいものですし、ランナー一塁とランナー二塁ではチャンスも変わってきますしゲッツーの心配もなくなります。
例えば、上記のようなチャンスが1試合に5回あったと仮定します。
- Aチームはそのチャンス全て進塁しました
- Bチームは一度も進塁しませんでした
という事は、Aチームはその小さなプレイでスコアリングポジションにランナーを5回進めれるという事になります。
より、チャンスが広がり得点の確率が上がっただけではありません。
「ノーヒット」で得られたチャンスというのも大きいですよね。
当然、送りバントや進塁打も使わないのでアウトカウントも変わりません。
この様に、しっかりとゲームに集中して、小さなチャンスをモノにできるチームはすべからく強い訳です。
ですので、野球は一見軽く見られがちな走塁ですが攻撃には重要な役割を果たすんですね。
- 誰しもがホームランを量産できる訳ではありません
- 誰しもがヒットを量産できる訳ではありません
- どんなピッチャーからでもバンバン打てる訳ではありません
- 自チームのピッチャーが常にノーヒットノーランを達成できる訳ではありません
- 守備でエラーしない事は重要ですが、守備機会が多ければどうしてもエラーは出てしまうものです
ですので、誰でも出来る走塁判断は非常に重要なんですね。
野球は確率のスポーツでもありますので、次の塁へと1つでも多く進塁出来れば、得点できる確率も上がります。
盗塁やタイムリーなどの派手さはなくても、地味ですがしっかりとチームを勝利へと導けるプレーの1つが走塁なんですね。
そして、走塁技術はしっかりと身に着けて上達する必要もあります。
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