高校野球からプロ野球で活躍する大阪桐蔭の指導方法とは?

近年、高校野球からドラフト指名を受ける選手の中で、突出して印象のある活躍、チームの中心選手が多いのは 「大阪桐蔭」 ではないでしょうか?
埼玉西武ライオンズなんて、まさにクリーンナップが大阪桐蔭OBになっています。
- 3番 浅村栄斗 #32 (2009年卒業)
- 4番 中村剛也 #60 (2002年卒業)
- 5番 森友哉 #10 (2014年卒業)
その他にも、阪神藤浪晋太郎・日ハム中田翔などが代表選手です。
現在の現役選手としては、DeNAの筒香嘉智らを輩出した横浜高校の19人に次いでの2位となっています。
そんな、創立して28年という若い 「大阪桐蔭の豪打秘密」 に迫ってみたいと思います。
1. 型にはめずに伸ばす
個性とセンスと実績がある選手を監督自ら足を運んでスカウト活動を行うことが知られています。
チームの中心選手にしたい選手をスカウトだけでなく、監督自らがスカウト活動を行い信頼を得て入学する事にあります。
また、バッティングフォームなどは長所を伸ばすために、矯正などはしません。
矯正して長所がなくなるならば、確率を上げるために練習を繰り返します。
2. 振って振って振りまくる
これは、どこの強豪校にも共通していますね。バットを振り込みます。
二・三年生は生駒山の練習場にはバスで、一年生は5kmの道のりを走って練習へ参加します。
練習だけでなく、試合でもしっかりと振りきる事を徹底して指導しています。
3. 体を大きくする
体を大きくして基礎体力を付け、強い体作りを行うために朝ごはんからどんぶり飯3杯がノルマです。
おかずも合わせて食べ残しはダメで、食べないと食堂から出られません。
4. 野球ノート
部員全員が野球ノートを書いて提出します。
- 部員が多いために、各選手がどんな課題を持って取り組んでいるのか?と選手の個性や現状の把握を行う
- 選手は野球を見つめ直す機会や勉強にもなる
という取り組みで部員全員行います。
5. 先輩プロ野球選手がお手本
現在、プロ野球選手は母校でならば練習が出来るという規定になっています。
ですので、シーズンオフ時にはプロ野球選手が母校で練習をする事により、現役の高校球児のお手本や物差しになっています。
実は、監督やコーチは選手たちに細かい技術指導は行わないんです。
その他にも伝統として、練習後には寮生は先輩の個人練習を手伝ったり、先輩から助言を受けたりとしています。
ですので、強豪校はすでに小学生や中学生の頃から目星を付けられますので、小学生や中学生の頃からしっかりと基礎的なバッティングを身に付けておきたいですよね。
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